大栄西瓜組合協議会は北栄町で、地理的表示(GI)保護制度に登録されている「大栄西瓜」の2025年度販売促進会議を開きました。
今年は、定植直後約1週間にわたり低温や日照不足が続き、例年に比べ初期生育が緩慢となったが、天候の回復により徐々に生育が進んでいます。本年度は、春のだんらんが70.67ha、TYが79.33haで出荷数量53万ケース、8215tの出荷を目指します。
会議では、東京多摩青果や大阪中央青果など13社が出席。市場からは「売上目標達成のため、価格設定の見直しも含めて、販売戦略を再考したいと考えている」と話しました。
同会の村岡高志会長は「PRなどで一人でも多くの消費者の人に知ってもらいたい。本年度は数量確保を大事にしながら高品質な大栄西瓜を作り目標に向かって頑張っていきたい」と話しました。
春のだんらんは、通常のスイカよりも早く、春の時期に旬を迎えます。独特のシャリシャリとした食感と濃厚な甘みが特徴です。
TYは、鳥取県オリジナルブランドの大玉スイカです。糖度が高く、シャリ感と甘みが絶妙なバランスです。厳しい品質基準をクリアした選りすぐりのスイカです。