JA鳥取中央倉吉西瓜生産部会は、倉吉市で倉吉すいか産地体験会を開きました。

同体験会は、スイカ生産者として倉吉市内での新規就農に関心がある人を対象に、同生産部、JA、行政が一体となり今年で3年目。この日は、県内外の会社員や県農業大学校の学生ら11人が参加しました。

今回は、倉吉のブランド西瓜「極実西瓜(ごくみすいか)」の定植体験で、岸本泰明指導部長が、苗に十分な水分を与える「どぶ付け」や、苗の持ち方、薬剤の投入、植付け後の土寄せなど細かく指導。夫婦で参加した東京都の高橋昌平さんは「夫婦での移住を考えている。ITの仕事をしているので倉吉での兼業を視野に入れ、スイカ栽培に可能性を感じている」と語りました。

会場には、倉吉市の広田市長とJAの上本組合長も駆け付け定植を体験。

行政とJAが一体となって新規就農者を全力でサポートすると力強く説明しました。収穫するスイカはトップセールスとして市場に出荷されます。

岸本健志部会長は「倉吉は住みやすい街。スイカ作りを通して多くの仲間を迎え入れたら嬉しい」と話しました。