
JA鳥取中央倉吉花卉生産部は倉吉市で総会を開き、2024年度の販売が1745万2440円で、前年比30%増を記録したと報告しました。出荷しているストック(全5品種)の1本当たりの平均単価は96円と、前年の61円を大きく上回りました。
同部は9戸の農家が1haでストックを栽培。24年度の栽培は、高温の影響により全体を通して花芽分化が遅れ、10月下旬から開始した出荷が3月まで長引きました。病害虫の被害もあり出荷量は18万1861本と昨年の8割程度で終了。
出荷量の減少により引き合いが強く高単価での取引が実現しました。25年度は、出荷時の検査を全員が日替わりで行うことで目合わせを強化していきます。

村本英人部長は「昨年は過去にない売り上げとなった。今年度は講習会などを開き、更に秀率をあげていきたい」と意気込みました。