JA鳥取中央赤碕エリザベスメロン生産部は、琴浦町で「エリザベスメロン」の目合わせ会を開きました。

生産者6人が持ち寄った12玉の糖度を測ると、平均糖度は15.8と昨年を上回る結果に。

生産者は、果皮の色などを見比べ収穫適期を目合わせし、6月3日から本格出荷を始めると決めました。出荷は6月下旬までを見込んでいます。

エリザベスメロンは鮮やかな黄色の果皮に白い果肉のメロン。果皮は薄く、豊かな香りと肉厚な果肉が楽しめる。2025年産は3月の定植後、気温が低い日が続き初期生育が緩慢でしたが、病害虫の被害もなく順調に育ちました。

今年は7戸が0.9haで栽培し、琴浦町の「あぐりポート琴浦」をメインに管内のJA直売所へ18.9tの出荷を見込んでいます。販売金額は約1300万円を目指します。

同部の倉長邦彦部長は「梅雨から初夏に向けて、この爽やかな甘さ・香りを楽しめる。直売所でぜひ手に取ってほしい」と話しました。