特産品の一つ、中玉トマトが収穫最盛期を迎え、生産者は真っ赤に熟れ、直径5cmほどに育ったトマトの収穫に精を出しています。北栄町内の生産者で組織するJA鳥取中央オリジナル野菜友の会は、食味が良く糖度が高い中玉トマトを栽培し、「ナンチューうまいトマト」という商品名で販売しています。

「ナンチューうまいトマト」は皮が薄く、酸味は控えめで甘いのが特徴。今年は高温のため、初期の割れが心配されたが、収穫量は例年並みを見込んでいます。

 

栽培を始めて11年目の同会の吉見忠亮さんは、スイカの後作として20aを栽培。「今年も凄くおいしい中玉トマトに仕上がっている」と話しました。

同会は25戸が「大栄西瓜」を収穫した後のハウスを使い、2.8haで栽培。出荷は12月上旬まで続き、89.4tを京都や大阪の市場へ出荷し、7152万円の販売を目指します。

また、「ナンチューうまいトマト」は、地域の特産品として、ふるさと納税の返礼品としても提供されており、全国の消費者に届けられています。