JA鳥取中央は9月1日からの2週間、農林中央金庫の新入職員3人の研修を受け入れました。新入職員は、同JAの特産品である梨の収穫や選果といった農業体験のほか、共済推進や農業融資の同行などを通じて、JAが展開する総合事業や地域との関わり方について学びました。

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3日間にわたる農業体験では、梨の出荷作業に加えキュウリの選果や稲刈りを体験。生産者の人手不足や流通過程で規格外や廃棄等の見えないコストがかかることを理解し、農業の課題を肌で感じました。
共済業務研修では営利目的の保険とは異なり、地域の相互扶助を理念とする仕組みを学び、地域に根差した支えあいの意義を実感。金融業務研修では、年金友の会が主催するグラウンドゴルフ大会に参加し、組合員と農協の結びつきを強める役割があると理解しました。

2週間の期間を終え、研修を通じて学んだことなどを発表している様子
研修を受けた辻野さんは「農協に対する信頼の厚さや人との強いつながりを実感した。また様々な工夫を通じてJAが貯金を獲得していると知り、JAや農林中金の日々の業務が、農業を支える大切な役割であることがわかった」と話しました。