秋冬ネギの出荷シーズンが始まり、生産者は県外に出向き、鳥取の白ねぎの魅力を伝える試食販売に意欲的に取り組んでいます。

10月25・26日には、広島市で開催された「ひろしまフードフェスティバル」に出店。JA全農とっとりとしての出店でJA鳥取西部と連携しながら、JA鳥取中央白葱生産部の井上寿樹部長らも参加。会場では白ねぎの天ぷらや一本売りを通じて、消費者との交流を深めました。数年前から毎年出店しており、常連客からは「毎年楽しみにしている」「天ぷらがおいしかったのでまた買いに来た」といった声が寄せられました。

25日には、JA鳥取中央倉吉関金白ねぎ生産部が大阪府岸和田市の「岸和田青果土曜朝市」にも出店。前日には岸和田青果にて関西市場4社と中国市場1社を招き、販売対策会議を実施しました。朝市では、試食用に天ぷらを用意すると、「甘くておいしい」と好評で200束(1束3本)も販売できました。

同部の岡本昭司部長は「消費者と直接、話すことでどんなネギが好まれるかなどが分かり、行った甲斐があった。今後、売り方なども学びながら、いろんなイベントに出ていきたい」と話しました。