東郷果実部は、取引市場10社の担当者を招き、倉吉市で東郷梨取引懇談会を開きました。8月から本格化する出荷を前に、本年産の生育状況や販売計画を共有し、有利販売の展開に向け、方針を確認しました。今年は17種類の梨を計1597t出荷し、販売金額10億3950万円を目指します。

主力の「二十世紀」は、3月下旬以降の高温により開花が早く進み、平年より早い生育スタートとなりました。4月の交配以降も温暖な気候が続いたことから実どまりも良好。初期生育が順調なことから、大玉傾向が期待できます。一方、近年猛威を振るっているカメムシやハダニなどの病害虫については、今後の気温上昇に伴い警戒を強めていく方針です。

懇談では、市場関係者と生産者らが東郷梨の将来像について活発に議論を行いました。「新品種と既存品種の需要の動向」や「取引単価の引き上げ」「値崩れを防ぐ計画的な販売」などについて意見を交わしました。

山田均部長は「今年は栽培開始から120年目を迎える節目の年。少しずつ単価を上げ、生産者が来年もまた作りたいと思えるような意欲的な販売を期待したい」と話しました。