JA鳥取中央や県、県中部の1市4町などで構成する県中部地域農作業安全・農機具盗難防止協議会は、倉吉市で総会を開きました。農家の熱中症や農作業中の事故リスク増加が懸念されることを受け、2026年度も注意喚起や講習会の開催を通じて安全意識の向上を図る方針を確認しました。

同協議会によると、中部管内では25年度、農作業中の死亡事故はなかったものの、乗用モアで草刈作業中に突き出ていた樹に頭部を強打するなどの事故が5件報告されました。また、熱中症による救急搬送は10件あり、その大半を70~80代の高齢者が占めました。

こうした状況から、同協議会は昨年に引き続き、対話型安全研修会の開催と農作業事故防止に向けた「3点の声かけ」の普及を目指します。農作業に出かける際、家族や身近な人に①どこに行くのか、②何時に帰宅するのか、③携帯電話を持ったのかを周囲に伝えるよう呼びかけます。
協議会会長を務める藤原治常務は「3つの呼びかけと飲料用や体を冷やすための凍らせたペットボトルを計2本、そして自販機用の小銭を必ず携行して作業に当たってほしい」と注意を促しました。