JA鳥取中央白ねぎ生産部は12月21日、JA本所で大阪、京都、広島の市場とオンラインでつなぎトップセールスを行いました。日本海側の寒気や先日降った雪の影響で、ネギの甘みが増していることをPRし、目標単価として1ケース平均1200円での販売を宣言しました。

今年の秋冬ネギは、7月の大雨や8月の台風により、生育が2,3週間遅れましたが、10月1日から出荷を開始。病害虫の事前防除など、生産者の徹底した栽培管理により品質のいい白ネギに仕上がっています。

こちらからは、ほ場の巡回や指導会の徹底により、高品質出荷を行うこと、雪害が発生した場合でも、全農とっとりと連携し、安定出荷を行うことをアピール。
市場からは、年末に向け寒くなり、鍋商材として需要が高まっていくため、売り場の維持、確保に努めるとの意見が上がりました。

また、白ネギをふんだんに使用した特製鍋「白ネギ笹打ちポークしゃぶ」を用意し、画面越しにおいしさを伝えました。

会議に出席した同部の井上寿樹部長は「1本1本丁寧に育ててきた。クリスマスや年末年始に向け、しっかり販売してほしい」と話しました。

写真=白ネギの鍋を囲むJA戸田勲常務(左)と井上部長