柿生産部は12月13日、北栄町の園芸試験場で令和4年度の柿病害虫防除暦・施肥基準編成会議と剪定講習会を開き、同部の指導員を中心に行政、JA関係職員14人が出席しました。

防除暦編成会議では、灰色カビ病や今年度多発したハマキムシの対策について協議。また今年度3つの園で柿「輝太郎」で試験的に取り入れた、果色をよくするフィガロン乳剤の効果を報告しました。

その後、同試験場内の園に移動し、東伯農業改良普及員が講師となって剪定を実演し、参加者は質問をしながら剪定方法を学習しました。

同部の日置勝彦指導部長は「前年の反省点や問題点を拾い出しながら協議した。今後の対応方針ができて良かった」と話しました。