JA鳥取中央は2日、倉吉市で市場とテレビ会議システムをつなぎ、2021年度産ブロッコリーのトップセールスを行いました。
同JAの栗原隆政組合長、同JAブロッコリー生産部の寺岡昌一部長が参加。産地からは生育状況や販売対策を、市場からは市場情勢について、意見交換を行いました。

産地からは、有利販売に繋がるよう出荷計画や日々の数量予測などを正確な情報を市場に提供することや、降雪により被害が発生しても管内で統一した雪害規格を適用し安定出荷を目指すことをPR。

また、「ブロッコリーの特製ポタージュ」「ブロッコリーと牛肉のオイスターソース巻き」を用意し試食しました。メニューを市場に紹介し、販売促進につなげます。

同JAでは21年度ブロッコリー秋冬作の出荷量は1326㌧、販売金額は4億4000万円、1ケース当たりの平均販売単価2000円を目標に取り組んでいきます。

栗原組合長は「中央管内では、野菜広域センターの稼働やスマート農業の導入など産地拡大に力を入れている。高単価販売を実現することで流れを一層加速させていきたい」とコメントしました。