JA鳥取中央は、8月31日に、東京の果実専門店・新宿高野が都内で開いたフルーティーライフ教室で、旬を迎えた特産の露地梨「二十世紀」をアピールしました。新型コロナウイルス下で試食宣伝が難しい中、新宿の店舗とJA東郷果実部の園地をリモートでつなぎ、首都圏の消費者においしい梨の食べ方を紹介し、売り込みました。

教室は、新宿高野が主催し、鳥取県が協力。ウィズコロナの宣伝方法として、湯梨浜町の梨園から、野菜ソムリエ上級プロの長島明子さんと、園主で同部の寺地政明部長が、おいしい梨や食べ頃の見分け方などを紹介しました。ほかにも、保管方法や栽培での工夫、苦労など産地の声を届けました。

消費者には青梨の「二十世紀」「なつひめ」、赤梨の「秋栄」「新甘泉」を食べ比べてもらいました。消費者は「青梨がおいしかった」と好評でした。寺地部長は「赤梨が多い関東で、青梨がおいしいと言ってもらえてうれしい。関東市場で『二十世紀』を増やしたい」と話しました。