JA鳥取中央は26日、8月上旬から出荷が始まるハウス栽培の梨「二十世紀」の出荷を前に、大阪府の大阪中央青果と大果大阪青果の2社をWEBでつないで、各生産部長らによる販売促進WEBトップセールスを行いました。
26日時点のハウス「二十世紀」の実物と、現時点のハウス「二十世紀」、露地栽培の「二十世紀」「新甘泉」の梨園の様子を動画で紹介し、どの品種も上々の出来であることを伝えました。
ハウス栽培の「二十世紀」については、生育は順調で大玉傾向であることを伝え、市場からは「果実全般が前倒で出荷していることから盆前商材が品薄になる可能性が高い」として、ハウス「二十世紀」の出荷に期待を込めていました。
露地「二十世紀」については、交配時期の低温で霜や霰の被害もあり出荷量は減少傾向にあるものの、昨年を超える大きさで生育していることから、出荷量全体としては昨年並みになる見込みです。
同JA梨連絡協議会の寺地政明会長は「ハウス二十世紀は大きさ、糖度とも想像以上の出来。どの梨もおいしい梨に仕上がっているので多くの人に食べてもらいたい」と話していました。
露地「二十世紀」は進物、市場出荷を中心に関東、関西など全国へ向けて出荷。2021年産は梨全体で40万3000箱(1箱10㌔)、22億8000万円の出荷、販売を目指します。
写真=市場に向けてハウス「二十世紀」の出来をPRする参加者ら