JA鳥取中央は琴浦町で、琴浦ブロッコリー選果場の製氷機機能向上工事の安全祈願祭を開き、行政やJA関係者ら約30人が工事の安全を祈願しました。
国の2021年度産地生産基盤パワーアップ事業を活用し、施設の機能強化を行います。
今回、新しく導入される3台の製氷機は1日に約12㌧の製氷能力があり、栽培面積の拡大に伴う出荷量の増加に対応。
従来の1ケース当たりの氷量を1.5倍に増やし、ブロッコリーの品質維持期間の延長によって高単価での契約販売が可能になり、生産者の安定した収入が見込めます。
さらに氷の定量投入機も導入し、同選果場が抱えていた手作業による氷の投入作業を機械化することで、労力削減を図ります。
同JAの栗原隆政組合長は「この先進的な取り組みを契機に、ブロッコリーの産地拡大に向けて最大限取り組んでいく」と話しました。

写真=祈願する栗原組合長