JA鳥取中央管内では、県オリジナル品種の梨「新甘泉」の出荷最盛期を迎え、生産者は大玉でみずみずしく育った梨の収穫作業に汗を流しています。生育は順調で、糖度、玉太りともに良好。主に関西市場や県内量販店へ出荷します。

倉吉市で20㌃を栽培する同JA倉吉梨生産部の田島嗣規さんは就農3年目。25日には、約540玉を収穫しました。田島さんは「今年は、自然条件にも恵まれ、過去3年間で一番いい梨ができた。毎年待ってくれている人たちにおいしいと、食べてもらいたい」と笑顔を見せました。

同部は今年度、73戸が7・9㌶で栽培。9月5日まで収穫し、1万2500箱(1箱10㌔)の出荷、8375万円の販売を目指します。