JA鳥取中央は1日から、オリジナルCMの秋冬編の放映を開始しました。同JAでは今年の5月から管内の農畜産物をPRする独自のCMを作成しています。朝の食卓のイメージで制作した春夏編に対し、秋冬編はすき焼きのカットを入れるなどして夕食らしい映像で管内の農畜産物のおいしさを訴求します。子育て世代の主婦層をターゲットに消費誘導を図り、有利販売につなげていきます。来年の1月末までさんいん中央テレビと日本海テレビの様々な番組内で放映されます。

 

CMは「すべての食には、愛と音がある」というコンセプトのもと、収穫や調理の音にスポットを当て、視聴者の五感に訴える演出をしています。今回は、白ネギやチンゲンサイの収穫の音から始まり、長芋「ねばりっこ」をすりおろす音、特産の梨「二十世紀」の皮をむく音、最後に鳥取和牛と三朝神倉大豆の豆腐を入れたすき焼きのぐつぐつとした音などを高性能マイクで集音しました。また、ブロッコリーをカマンベールチーズと一緒に焼きチーズフォンデュ風として食べるレシピも新しい食べ方として発信しています。

 

同JAの農産部の木下拓也部長 兼 販売課長は「JA鳥取中央産農産物の『旬の音』が『美味しさ』となって生活者の皆様の五感へ響くことができたらと思う」と話しました。