JA鳥取中央大栄花き部会は倉吉市で、市場関係者と2022年度大栄花き出荷取引会議を開きました。市場との密な情報交換で有利販売に努め、ストックやアレンジメントアスターなど4品目で前年実績を上回る238万本の出荷、2億50万円の販売を目指すと宣言しました。

 

会議は、部会役員や取引市場8社など50人が出席し、今年の生育概況や市場情勢を基に意見を交換。市場は「近年、入荷減・単価高の流れが強まってきており、品質に対する買い手の目が今まで以上に厳しくなってきている」と話しました。

 

主要品目のストックは、32戸が9・4㌶で栽培。本年作は概ね順調で、10月末から出荷を始め、11月上旬より出荷量が増える見込み。今年は、西日本有数の産地として知られる「大栄ブランド」の維持向上に向け、ハロウィンやバレンタインなどのイベントに合わせ多角的にPR活動を展開していきます。

 

同部会の平信誠史部長は「昨年は生産者や関係機関が一致団結をし、販売金額2億円を突破することができた。より速い情報交換のシステムや運送ルートなど再度考え、3億円目指して品質の良い大栄の花を届けていきたい」と意気込みました。

 

出荷取引会議後は、昨年の販売額が2億円を突破したことを受け、2億円達成祝賀会を開きました。