JA鳥取中央大原トマト生産組合は、10月上旬、「大原トマト」の播種作業を行いました。同組合は6人で今年は84・5㌃を栽培。苗箱1箱に150~200粒の種を播き、50箱以上を作りました。
大原トマトは、倉吉市大原地区の特産品で、酸味と甘さのバランスがいいのが特徴。2年連続過去最高単価を更新するなど、消費者の人気を集めています。
同組合は、生産者が種から育苗する。播種後25日目を目安に移植床に移植し、12月初旬からハウスに定植。冬に、燃料で加温することなく、4か月間長期熟成栽培をするため、水は最小限にとどめ、寒さに強い苗を栽培しています。
同組合の倉繁誠さんは19㌃で大原トマトを栽培。倉繁さんは「苗づくりから、子供を育てる気持ちでトマトを育てている。去年よりおいしいトマトを作りたい」と意気込みました。今年は1万491ケース(1ケース4㌔)、2247万円の出荷、販売を計画しています。