JA鳥取中央長芋生産部は北栄町で、特産のナガイモと「ねばりっこ」の出荷式を開きました。今年は天候に恵まれ、大ぶりで例年以上の芋に仕上がりました。昨年より1万5400ケース多い9万1200ケース(1ケース10㌔)を出荷し、4億3500万円の販売を目指します。

「ねばりっこ」は、同町を中心に栽培する県ブランド品種で、ねばりが強く甘みとコクがあるのが特徴。本年はナガイモと「ねばりっこ」合わせて89戸が31.2haで栽培しています。来年の3月まで収穫が続き、県内を中心に山陽、関西へ周年出荷します。

同部の遠藤忠充部長は「ねばりっこは他県産のナガイモに比べ出荷量は少ないが、手作業で1本1本収穫し、自信もっておすすめできる逸品なので皆さんに食べていただきたい」と話しました。

1本づつ丁寧に掘り取られるねばりっこ