大事に揉まれ、きれいに並べられた干し柿がハウス内に並んだ様子は圧巻です

 

JA鳥取中央柿生産部では、吊るさず網の上に並べて乾燥させる干し柿「ころ柿」作りがピークを迎えています。生産者は、乾燥中の柿の水分量をまんべんなくさせるため、一つ一つ手で揉んでいきます。作業は年明けまで続き、京都、広島、県内へ出荷しています。

 

田村幹雄さんは、70aで西条柿を栽培し、約7万個を出荷を目指します。今年は豊作で、昨年不作だったこともありますが、去年の倍の量を出荷する予定です。ころ柿は、10月から収穫を始め、皮をむき、乾燥機に4日間いれた後、柿の水分量が25~30%になるまでハウス内の網の上でたまに揉みながら乾燥させます。最低でも2か月を要し、今シーズンは12月から出荷を始めました。田村さん曰く既に12月分は供給が需要に追い付いていないといいます。田村さんは「完全無添加なので安心して食べてほしい。チーズやハムをはさんで食べるとおいしい」とPRしました。

 

同部は今年、干し柿を3㌧、650万円の出荷、販売を目指します。

均等に乾くように調整していきます

最後に小判型に整形して完了!