JA鳥取中央羽合苺(いちご)部会は、湯梨浜町でイチゴの出荷協議会と査定会を開きました。同部会は「ハワイいちご」のブランドで「章姫」「とっておき」「紅ほっぺ」の3品種を栽培。果実肥大が順調に進み、食味良好なイチゴに仕上がりました。

生産者、JA関係者ら約15人が出席。査定会で糖度を測ると「章姫」は14・0、「とっておき」は14・2、「紅ほっぺ」は15・8と、どの品種も高糖度の出来栄え。「ハワイいちご」は、収穫時に果実をなるべく触らず軸付きで出荷することで傷みの原因を最小限に抑え、安心安全なものを出荷しています。また朝、収穫したものをその日のうちに店頭で販売することで新鮮なイチゴを消費者に届けているのも特徴です。

山下英夫部会長(73)は「今年も消費者に満足してもらえる出来となった。子どもからお年寄りまで皆さんに楽しんでもらいたい」と話していました。

同部会は、9戸が計41・2㌃で3品種を栽培。3万パック(1パック260~290㌘)、1230万円の出荷・販売を目指します。同JA直売所「ハワイ夢マート」を中心に、11月下旬から出荷は始まっており、来年2月ごろをピークに6月初旬まで続く予定です。