新嘗祭に献上する献穀米の種子引渡式が倉吉市役所で開かれ、同市の広田一恭市長や大山町の竹口大紀町長、JA関係者など約20人が参加しました。

新嘗祭は、穀物を神に捧げて収穫を感謝し、豊穣を祈願する古くからの祭儀で、宮中恒例祭典の中でも最も重要なものとされています。

式では、令和4年度の奉仕者、同市の河野正人さんが同町の馬田雄一郎さんへ献穀米「星空舞」の種子と抜き穂を引き渡しました。

馬田さんは「地域の皆さんの協力を仰ぎながら、秋の献穀に向けて精一杯頑張りたい」と話しました。

 

写真=河野さんから馬田さん(左)へ抜き穂が引き渡されました