挨拶する栗原隆政組合長

 

鏡開きでお祝いしました

JA鳥取中央は、2022年度の果実品目と園芸品目を合わせた青果物の合計販売金額が103億2400万円と15年ぶりに103億円を超えたことを受け、「青果物販売高103億円達成祝賀会」と「23年度販売取引会議」を倉吉市で開催。大台突破を祝うとともに23年度のスイカや梨など主要品目の販売計画を確認しました。

生産者と取引市場、行政など約50人が参加。同JAの栗原隆政組合長は「積極的な意見交換や情報交換を図り、生産基盤の拡大、出荷量の増大、販売戦略によって今回だけでなく100億円のラインを毎年超えていく」と意気込みました。

22年度は新たにテレビCMの放映や大消費地である大阪市でのベジタブルフェアの開催など10点の重点取組が功を奏し、目標としていた102億8500万円を上回ることができました。販売金額が100億円を超えるのは17年度以来の5年ぶりとなります。特に果実品目の販売が好調で、22年度に過去最高単価を更新した22品目のうち、16品目が果実となり、販売金額は31億2600万円(前年度比11%増)で終了しました。園芸品目は71億9800万円(同6%増)でした。

23年度の計画では、生産資材コストが上昇している現状に触れ、青果物の価格転嫁が進むよう、市場に要請。東京青果の小森雄貴マネージャーは「引き続き全力を出しながら、デジタルだけじゃなくアナログなことも活用して、やるべきことを全員でやり抜き、目標に向かっていきたい」と決意を述べました。

 

小森マネージャーのガンバロウ!の掛け声でみんなでこぶしを上げました