5月にも関わらず、30度を超える真夏日となる日が出てきています。この暑さで警戒が必要なのが熱中症です。
近年、農作業中の熱中症により多くの犠牲者が出ています。夏本番の4,5月においてもビニールハウス内等での死亡事故も発生しています。
直近の令和3年の死亡事故においても全国で23名の方が亡くなっています。
農業従事者の中には、熱中症の具体的な症状がわからず、自ら認識しないうちに熱中症にかかっている人もおられます。特に高齢農業従業者は脱水しやすいため、こまめな水分と塩分の補給や休憩を周囲の方が協力して声かけを行うなど、重点的な対策が必要です。
農林水産省では農業に携わる皆さまに役立つ情報を直接届けるスマホ用アプリ「MAFFアプリ」を使って気象庁が発令する熱中症警戒アラート(高温注意情報)を通知しています。
このようなアプリもうまく活用しながら、熱中症対策をしていきましょう。