糖度を測り、今年の出来栄えを確認します

JA鳥取中央赤碕エリザベスメロン生産部は、琴浦町で「赤碕エリザベスメロン」の目合わせ会を開きました。生産者やJA関係者など15人が参加。持ち寄った10玉のメロンは大玉で、糖度は14~17と平年並みの仕上がりを確認しました。27日から出荷を開始し、6月下旬まで続きます。

「赤碕エリザベスメロン」は、くどくない爽やかな香りで、黄色い果皮と白い果肉が特徴。今年産は新規の栽培者が一戸増え、10戸が0.9㏊で栽培しています。進物向けや同町のJA直売所「あぐりポート琴浦」に13.5t出荷し、904万5000円の販売を目指します。

3月の定植当初から天候が安定し気温が高かったため例年より早い生育になりました。同生産部部長の倉長邦彦さんは「これから糖度が上がっていく。繊細なメロンなので出荷まで気を配り、お客さんに届けていきたい」と話しました。

ツルの状態や果皮の黄色に色づき具合を見て、出荷基準を統一します