JA鳥取中央羽合ぶどう生産部は湯梨浜町のJA羽合支所で23日、シャインマスカットの査定会を開きました。持ち込まれた14房の平均糖度は18.8と例年並みの上々の仕上がりを確認しました。25日から出荷を開始しています。

あいさつをする松本部長

平均房重は611g、平均粒重は13gでした。8月の梅雨明け後に暑い日が続いたことから糖度が上がり、なかには糖度が20度を超える房もありました。病害虫による被害はなく、着色も良好の仕上がり。

実がプリプリなシャインマスカット

同部が作るシャインマスカットは「潮騒熟成ハワイ種なしシャインマスカット」ブランドで出荷。近年、消費者からの人気が高く、ふるさと納税返礼品にも扱われています。

松本憲一部長は「いつも通り良いものができた。美味しいのでぜひ県外の方などに贈ってみてください」と話しました。

同部は32戸が1.1㏊でシャインマスカットを栽培。山陰市場を中心に10tを出荷し、1900万円の販売を見込んでいます。選果は10月下旬まで。

生産者の皆さんの技術と努力で今年も美味しいシャインが出来上がりました