雪のように色が白く肌がきめ細やかな「ゆきっこ大根」の収穫作業が倉吉市で、ピークとなっています。ほ場では、長さ30㌢程度に育った大根を次々と生産者が抜き取る作業に追われています。収穫は2月上旬まで続き、関西市場、県内市場へ出荷中です。

 

ゆきっこ大根は露地栽培ではなく全国的にも珍しいハウス栽培。有機肥料栽培で減農薬に努め、JA鳥取中央ゆきっこ大根生産部は鳥取県特別農産物認証制度にも認可されています。味がしみこみやすいためおでんや煮物に最適で、葉が柔らかいのも特徴。同部の小谷彰仁部長は「他と大根との違いが一番わかるのはサラダ。やわらかく甘みがある」とPRしました。

同部では、高齢化と共に部員が減少傾向で今年は7戸が80㌃で栽培する。今年度は4000ケース(1箱10㌔)を出荷し400万円の販売を目指します。