JA鳥取中央管内で、水稲の種もみ温湯(おんとう)消毒作業を始めました。農薬を使わず、いもち病などの防除効果が期待できると、管内では15年以上前から取り入れています。今年は4月上旬までに、コシヒカリなどの主食用米やもち米、酒米など12品種を52t処理する予定です。
温湯消毒は、
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1袋4kgずつに小分けした種もみを60度の湯に10分間漬けたのち
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冷水で5分冷却。
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消毒後は手前の丸い脱水機に2分間いれ、
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温風がでる乾燥機に3時間いれて完了。
乾燥は、水分量約15%になるまでさせます。
管内では倉吉市関金地区と琴浦町の2カ所に施設があり、同日、関金温湯消毒施設で開所式を開きました。同施設では、1日平均3200kg の米を処理し、乾燥させた種もみは、倉吉市にあるJA総合育苗センターで育てる他、注文のあった生産者へ配送します。
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式で戸田勲常務は「指さしチェックでしっかり管理を徹底してほしい」と作業員に呼びかけました。