倉吉市の総合育苗センターでスイカやメロン苗の接ぎ木作業が始まりました。

 

スイカ苗73.5ha分の29万400本、メロン苗3.4ha分の1万8300本、白ネギのチェーンポット苗7.1ha分の5000箱などを育苗。供給は、2月下旬から5月中旬までを予定しています。

 

同センターではスイカとメロンの播種を日によって分け、この日はスイカを2万粒、接ぎ木の土台にするかんぴょうを2万粒播きました。接ぎ木の作業場では、16人の作業員が約10cmに育ったかんぴょうの苗に切り込みを入れ2cm程のスイカ苗を差し込みます。

別日には、カボチャ苗にメロン苗を接ぎ木します。1日に約8000~9000本を接ぎ木し、4月1日まで続きます。その後、苗が枯れないようにハウス内の温度や湿度を管理しながら育苗。

 

上本武組合長は「昨年、鳥取スイカの販売額が37億を超えた。しっかり良い苗を供給し40億の壁を突破したい」と意気込みました。