北条支所ぶどう生産部は、北栄町で通常総会を開き、「ピオーネ」や「シャインマスカット」など全8品種の合計販売額1憶9002万円(前年対比3%増)だったことを報告。巨峰・ピオーネでは高単価が見込める盆前需要期の出荷率が高かったことや「シャインマスカット」をはじめとして、各品種の販売が好調だったことで全品種において過去最高単価での販売となりました。これを踏まえ、2025年度の計画では、全品種の販売単価を昨年を上回る販売単価に設定しました。
同部は81戸が計19.5haで栽培し129.5tのブドウを出荷。主力品種の「シャインマスカット」は全国的面積増で各産地が盆前から出揃う環境の中、販売に苦戦したが試食宣伝会を積極的に実施し、各取引先から食味等の品質評価も高く、需要が高まったことで単価は計画に対し107%で販売額7734万円でした。
同部の石宝梅市部長は「20~50代の若手組織「アグリエイト」も発足し、今後も食味・品質にこだわって生産部一丸となって計画達成に向けて本年の栽培に取り組んでいきたい」と意気込みました。
25年度は、79戸が127.2tの出荷で1億9312万円の販売を目指します。