らっきょう生産部会は、北栄町で総会を開きました。

「日本一のらっきょう産地」に向け、産地を確立し、新規就農者への営農・指導就農者による生産者の定着、漬け方講習会、収穫体験などの実施でブランド化、消費拡大で生産者の所得向上に繋げていくと、申し合わせました。

24年度は、冬季は気温が高く降雪も少なかったため、葉の傷みも少なく地上部の生育は順調に進みました。病害虫が発生したものの、品質は良好。前売り商談や先行産地の出荷量減少により単価は堅調に推移し、出荷は順調でした。根付き合わせて662tを出荷し、販売金額は4億1167万円となりました。また、県内外で漬け方講習会を6会場、試食宣伝会を7店舗で実施し、産地をPRしました。

25年度は、12戸が約36.7haで548.4tの出荷を目指します。竹本貴光部会長は「1円でも高く目標に繋げていきたい。25年産のらっきょうは初期生育がやや遅れているが、生産者の努力で高品質ならっきょうにしていきたい」と話しました。