JA鳥取中央は倉吉市で、全国の取引市場32社を招き2025年度青果物販売取引会議を行いました。24年度の青果物販売高は101億8300万円となり3年連続100億円を突破。25年度は販売高105億円を計画し、達成に向けスイカや梨など主要9品目それぞれの重点取組事項や生産販売計画を報告しました。
市場担当者、生産者、行政など約80人が参加。
24年度、猛暑や果樹カメムシによる被害で栽培では苦労が多く、全体的に数量が減少。高単価で取引が進み、果実は28億6500万円、園芸は73億1800万円を売り上げました。
上本武組合長は「厳しい栽培の状況下だったが、生産者の努力が実を結んだ。25年度も品質のいいものを継続して出荷し市場や消費者の信頼を得ながら、もう一段大きくステップアップし105億を目指していきたい」と意気込みました。
意見交換では市場担当者に、生産資材の高騰により農家経営が圧迫していることから価格転嫁の実現を要請。
東京青果の岡部光成副部長は「JA鳥取中央の高品質な青果物が市場に不可欠。課題克服へ連携を深め、消費動向や輸出増から需要継続を予測し、安定供給と適正価格維持を約束する」と決意を述べました。
最後は、団結を深めるため全員でガンバロウ三唱を行いました。