JA鳥取中央は、JA東伯育苗センターで水稲播種式を行い、播種作業の開始を祝いました。今年度は26回の播種で、主食用、飼料用など計9品種の苗箱4万8949枚分を育苗する計画。生産者への引き渡しは26日から6月10日までを予定しています。

JA職員や作業員ら約20人が出席。戸田常務、河野参事、木下農産部長が種もみを苗箱に播き、健苗育成を願いました。

同センターでは、今年から苗箱パレット積出機を導入。これまで、作業員が土や肥料、種もみをセットする播種機のレーンから発芽機まで運ぶ必要がありましたが、積出機を設置することで、最大で3人分の労力を削減することが可能に。高齢化が進み作業員の確保が難しくなる中、作業の効率が大幅に向上しました。

式で戸田常務は「品種が混入しないよう点検をしっかりと行いながら育苗に当たってほしい」と呼びかけました。