JA鳥取中央は、倉吉市で第27回通常総代会を開きました。

2024年度事業報告など11議案を審議し、全議案を原案どおり可決。

24年度決算概要は事業利益が5338万円、経常利益が1億2275万円、当期剰余金3594万円となりました。

本人178人、書面による議決権行使293人の計471人が出席。

24年度、販売事業では、果実・園芸部門では3年連続で販売額が100億円を突破し、米、畜産を含むと170億5800万円と、前年実績および計画をともに上回る実績で終了しました。米は販売・流通ルートが多様化しJAへの集荷は前年実績および計画を下回りましたが、管内の25年度作付面積は主食用米を中心に増加。25年度は、JAでは昨年の反省を踏まえ、農事組合と一体となった「米の全量集荷運動」や概算金単価の早期決定を検討しています。

さらに、25年度は県農業生産1000億円プランに基づき産地生産基盤パワーアップ事業(国)を活用した施設整備や第13回全国和牛能力共進会北海道大会を見据えた候補牛生産、果実・園芸販売高105億円の突破などを目標に掲げまい進していきます。

上本武組合長は「地域でなくてはならないJAであり続けるため実践2年目となる第9次中期経営計画に向かってしっかり全力で取り組んでいく」と力強く話しました。