宮中の恒例行事「新嘗祭」に献上する米の田植式が、三朝町で執り行われました。2025年度の奉仕者を務める同町の吉田定夫さん、滿香さん夫妻らが、献穀齋田にはだしで入り、献穀米「星空舞」の苗を丁寧に手植えしました。

田植え式には、吉田夫妻をはじめ、町やJA、鮮やかなかすりを身に纏った早乙女らが出席。神事で豊作を祈願した後、水田に横一列に並び苗を植えました。

吉田さんは「自慢できる献穀米を作りたい。収穫までの期間、心を込めて田んぼと向き合いたい」と意気込みました。

9月中旬には刈り取り、10月には精米・選別をし献上されます。