管内では、麦茶やビール用大麦の刈り取り作業が最盛期を迎えています。倉吉市の農事組合法人灘手東部は大型コンバインを使い、大麦の収穫作業を行っていました。

同法人では、二条大麦「しゅんれい」を栽培。昨年11月中旬に種をまき、2度の追肥や徹底した防除を実施。6月10日ごろまで収穫作業を続ける予定です。
この日は、大型コンバイン2台が稼働し、1日で3.7haの圃場からフレコンバック25袋分の12.5tを収穫しました。

 

 

収穫された大麦は、キリンビールの創業者が倉吉市出身である縁から、契約栽培で毎年175tをJA全農とっとりを通じて出荷しています。
同法人の三好義則代表理事は「今年は病気もなく良質な麦に仕上がっている」と話しました。