大栄西瓜組合協議会は、北栄町でブランドスイカ「大栄西瓜」の初出荷出発式を開きました。この日は、2万7000玉のスイカが4台のトラックに積まれ、関西、関東に出発。式典ではテープカットとくす玉割で出荷を祝いました。7月中旬まで京阪神を中心に全国へ出荷し、23億6000万円の販売を目指します。

 

同協議会は、194戸が150haで栽培。53万ケース(1ケース15.5kg)、100万玉の出荷を目標とします。今年の大栄西瓜は、定植時期に寒さがあったものの、4,5月は日照があり気温も高く、最高の仕上がりになりました。

 

地理的表示(GI)保護制度に登録されている「大栄西瓜」は、3L中心と大玉で糖度が高く、シャリ感があるのが特徴。村岡高志会長は「大玉でシャリ感があり糖度の高いスイカに仕上がった。この時期になると『大栄西瓜を待っていたよ』という声をよく聞く、その方たちに一玉でも多く届けられるように頑張っていきたい」と話しました。

また、北栄町こども園の園児28人が、童謡「すいかのめいさんち」の歌を披露し、出荷を見届けました。