大栄西瓜組合協議会は北栄町で、新規就農者を増やそうと「大栄西瓜 新規就農収穫産地体験会」を開きました。体験会は県内外から就農に関心を持つ6人が参加。圃場での収穫や選果場の見学を通して、産地の担い手の確保に繋げます。
参加者は、同町の吉見忠亮さんの圃場で、スイカの収穫方法や、傷を付けると出荷できなくなるなど注意点を教わりました。体験会は生産量の拡大・維持のため、2022年から開いています。村岡めぐみ新規就農サポート部長は「高齢化もあり圃場の面積が減少しているが、徐々に新規就農者も増えている。実際に体験をして、就農のイメージをつかんでほしい」と話しました。
収穫体験後には選果場の見学や就農支援制度の説明がありました。参加者は「膨大な手間をかけてようやく収穫できるようになった喜びを少しでも感じられた」と話しました。