6月から職場での熱中症対策が義務化されていることを受け、JA鳥取中央は倉吉市の本所で、営農や畜産部門の職員を対象に熱中症対策義務化研修会を開きました。

高温環境になりやすい選果場での事前対策や、なってしまった際の対応計画などを確認。今後、JA職員だけでなく生産部などにも対応マニュアルを周知し、管理者、作業者共に発生時の迅速な対応や救急要請を習得し、実践できる体制の構築を目指します。

 

熱中症の注意が特に必要な6~9月の間、JA鳥取中央管内では、スイカや梨などの選果場が稼働します。大きい施設だと作業員は100人以上にものぼります。研修では、作業環境向上に向けてできる対策や体調がすぐれない作業者の早期発見のための体制整備について話し合いました。

JAの河野寿一参事は「起こさない対策、起きた時の対応など、しっかり情報共有をして対策していきましょう」と呼びかけました。