JA鳥取中央北条支所ぶどう生産部は、北栄町でブドウ「デラウェア」の査定会を開きました。持ち寄った80房の平均糖度は20.7、平均重量は149.5gと昨年以上の糖度で上々の仕上がりを確認し、初出荷を7日に決めました。関西や中四国地方の市場、JA直売所などへ29tの出荷を予定し、販売金額3625万円を目指します。

今年は降雪の影響からハウスのビニール被覆が遅れ、3月以降の気温が例年より低く推移したことから萌芽などその後の生育も昨年より1週間程度遅れました。

同部が出荷するデラウェアは大粒で高糖度なのが特徴で、品質もそろっていると県内外の市場から人気が高い。

同町は栽培面積、出荷量ともに県内一のブドウ産地。43戸が3.88haでデラウェアを栽培しています。

石宝梅市部長は「高糖度で粒張りもよく、申し分ない出来栄えとなった。みなさんに食べてもらいたい」と話した。