羽合ぶどう部会は、湯梨浜町でハウス産ブドウ「ピオーネ」の査定会を開き、初出荷を25日と決めました。今年のピオーネは、記録が残る過去27年間で最も高い平均糖度18.2を記録。着色も良好で、平均粒重は14.1gと高品質に仕上がりました。盆前に出荷最盛期を迎え、下旬までの出荷を予定します。
同部会は、「ピオーネ」を28戸が3.2haで栽培する。出荷数量30t、販売金額約5700万円を目指します。査定会には「ピオーネ」30房が持ち込まれました。
4月は気温が低く、生育は全体的に遅くなりました。6月中旬の梅雨明け以降は猛暑が続き、比較的緩やかな着色となりました。本年は、潅水の見直しにより粒張りは昨年に比べて良好となり、高品質なブドウに仕上がっています。
同部会の横川芳博部会長は「今年は大粒のブドウが出来ている。安心して美味しく食べていただきたい」と話しました。