JA鳥取中央倉吉梨生産部は、担い手確保に向け、倉吉市で産地体験会を開きました。
将来、就農を検討している人や梨に興味がある3組が参加。中腰になりながら、たわわに実っている「秋甘泉」を収穫し農作業の楽しさと大変さを経験しました。収穫後は、選果場の見学や生産者との意見交換の時間も設けられ、参加者は産地の現状や倉吉市の就農支援についても理解を深めました。
同部の田島嗣規さんの圃場で実施。参加者は350~500gほどに育った「秋甘泉」を選び、次々と収穫し、傷をつけないように優しくコンテナへ。広田一恭市長も駆けつけ、一緒に作業しながら参加者に倉吉梨をPRしました。
同市から参加した松下さんは「袋掛けや収穫は体験できたが、まだ年間での作業の全体像は見えていないので、ほかの作業も知りたい」と意欲的でした。