JA鳥取中央柿生産部は、柿「西条」の選果を開始しました。
今年は、大きな病害虫の被害はなく、糖度や大きさは平年並みかそれ以上の出来栄え。中には、高温の影響で生理落下が見られる園地もありましたが、収量は昨年以上の38t(昨年25.4t)を見込んでいます。選果は20日ごろをピークに今月いっぱい続く予定です。
初日のため、選果場では黄色く色づいた「西条」を目合わせし出荷規格を確認したのち、選果を開始。箱詰め時にドライアイスを同封し、3日間渋抜き処理を施した後、広島県を中心に県内市場などへ出荷しています。
同部の竹原正純部長は「西条は糖度が19~20度と高い。ぜひ、みずみずしい生食で楽しんでほしい」と話しました。同部は6.5haで栽培し、1710万円の販売を目指しています。10日からは、北栄町の柿直売所で格外品の販売も開始します。