北栄町内の小中学校で、学校給食に同町で飼育された「鳥取和牛」のメニューが登場しました。
北栄町施行20周年記念特別献立で、JA女性会学校給食会が手作りした焼肉のたれで味付した牛肉を、大山小麦ドッグパンに挟んで焼き肉ドッグとして児童らは味わいました。
大栄小学校では、給食前の4時間目に、5年生を対象にJA鳥取中央肉牛肥育生産部の山根孝幸部長やJA職員による食育授業を実施。飼育過程などを紹介し、児童は命をいただく尊さについて理解を深めました。
同部の通常総会で出た、地元産の牛を給食で食べてもっと知ってもらいたいという意見から実現。特別献立として、県と町が食材費の一部を負担しています。
給食の時間になると、児童らは元気よく「いただきます」と手を合わせ、焼き肉ドッグにかぶりつき、5年生の上田さんは「お肉のタレがしみ込んでておいしい。牛にありがとうと言いたい」と話しました。