天皇陛下が全国の新米を神々に供える宮中行事、新嘗祭(にいなめさい)に献上する献穀米の選別作業が、三朝町の総合文化ホールで行われました。献穀米は、同町小河内の献穀田で献穀者の吉田定夫さん、滿香さん夫妻が丹精込めて育てたブランド米「星空舞」。

精米後の「星空舞」30kgの中から、欠けたり、黒ずんだりした粒を一粒ずつ、白と黒の台紙(カルトン)の上でピンセットを使い丁寧に除去。最終的に2升分が選別されました。

丁寧に選別を行った吉田さんは「鳥取県の米は良い米だったなと言われる米を持ってくために誠心誠意込めて選んだ」と話しました。
選別された献穀米は、11月23日に宮中で行われる新嘗祭に献上されます。