JA鳥取中央大栄花き部会は、ストックの査定会を開きました。生産者ら約25人が、現物査定で出荷規格ごとに分けられた花を手に取り確認しました。

7月下旬に播種し電照栽培をしたストックは、既に21日から出荷を開始。今年は、8、9月の高温の影響で昨年よりも花芽分化の遅れが見られたものの、生産者の高い技術で出荷の大幅な遅れは回避でき順調な滑り出しとなっています。同部は年内出荷6割を目標に掲げており、会では、電照やハウス内の温度調整で計画的に出荷することや、営農指導員による栽培情報の共有で品質の統一を図ることを確認しました。

 

同部の塚本茂雄部長は「発芽は悪くなく、電照技術の向上もあり良い花が出ている。ストックの責任産地として、市場が満足する量をしっかり出していきたい」と意気込みました。3月までに、ストックを(スタンダードとスプレーを合わせて)205万5000本の出荷を予定しています。