独立就農や雇用就農など県内で農業を始めたい人向けに、鳥取県農業経営・就農支援センター主催で、「とっとり農業人フェア」が開催されました。

県内のJA生産部や農業法人などのPRブースが所狭しと並び、県内外から集まった来場者60人は順番にブースを回ったり、セミナーに参加し若手生産者の話を聞いたりして、就農への関心を深めていました。

このイベントは、就農希望者が農業への具体的なイメージを持てるように、また独立就農に限らず、雇用就農や1日農業バイトなど多様な関わり方があることを知ってもらう機会として、3年前から年に1度、開かれています。JA鳥取中央からは、JA大栄西瓜組合協議会など13の生産部が出展しました。

午後には、琴浦町にIターン就農し琴浦ミニトマトを栽培している大原さんと、日南町にUターンし日南トマトを栽培している坪倉さんによるセミナーも開かれ、約30人の参加者がリアルな体験に耳を傾けていました。

イベントの参加者は「各生産部、就農後のサポート体制がしっかりあることがよくわかった」、「農業従事者、県、JAなどいろいろな立場の方のお話が聞けて貴重な機会だった」と話しました。