全国農協観光協会とJA鳥取中央は北栄町で、特産「ねばりっこ」の収穫体験を行いました。大阪から17人の参加者を迎え、バスで到着した一行は、秋晴れの空の下、園芸用スコップを手に1列に並び、1m近くある「ねばりっこ」を慎重に掘り出しました。

参加者は同JA長芋生産部の竹本健二部会長の圃場で、一人一本ずつ収穫し、「思ったより深く掘らないといけなくて、手が届かなかった」と収穫の喜びと達成感を味わっていました。

体験の後は、倉吉市の白壁土蔵群をガイドの案内で散策。JA直売所「旬鮮プラザ満菜館」にも立ち寄り、新鮮な地元野菜やさらに追加でねばりっこを購入するなど鳥取県中部の魅力に触れていました。

JA観光センターの三島克利課長は「生産部などの協力もあり、県外から来られた参加者に、体験やお買い物を楽しんでいただけたことをうれしく思う」と話しました。