JA鳥取中央女性大学ルミナールの受講生8人は、梨の選果場見学や収穫体験を通して地元農業への知識を深めました。

選果場見学では、倉吉市の倉吉梨選果場を訪れ、場長の大野俊一さんからセンサーによる検査やプールラインなど選果工程について詳しく説明を聞きました。説明後には、「猛暑の影響はあるか」といった質問が飛び交うなど、活発な質疑応答が行われ、受講生は熱心に耳を傾けていました。

その後、湯梨浜町にある青壮年部盟友の前田佳寛さんの園地で「二十世紀」の収穫を体験。品種の説明や取り方、枝先の大きな梨が甘いなどの知識を教わりながら、収穫を楽しみました。前田さんの圃場では、2年後にジョイント栽培に切り替えるということで、受講生らはジョイント栽培についても詳しい説明を受け、知識を深めました。

 

参加した谷本実慧さんは「栽培過程で二重で袋を掛けるのはとても大変だと思う。選果場でも、毎日3000箱選果されるのは、頭が下がる思いです」と話しました。